§ 何処へ行く?ニッポンの年金 前編 §
先週は急遽予定を変更して、災害対策編とさせていただきましたが、
急に変更したもんで見直しの時間が取れず、誤植だらけの原稿で誠に失礼致しました。
ちなみに、その後先週分のメルマガを加筆訂正したものを、ウチのHPにアップしましたので、
よろしければこちらも見てくださいね。
http://www.b-assist.net/main/post_59.html
なお、お願いですから巷を騒がせているチェーンメールにこの原稿を使わないでくださいね(泣)
さて、今週は前回すっ飛ばした年金メルマガ最終回ですけど、
ま、不安だらけの国の年金制度ですが、詰まるとこ将来年金をもらうって人が持っている不安って、
Q① ホンマにもらえる?
Q② 老後、年金だけでやっていける?
って話に集約されると思うんですね。
で、①についての答は既にお話ししてきた通り、『親方日の丸がツブれない限りもらえる』って事ですね(笑)
じゃ、②についてはどうでしょうか?
またまたミもフタもない結論ですが、『生活レベルを年金の額に合わせる』
つまり、5万なり10万なり受けとった年金だけで生活する様にすればOKです(笑)
って、どうですかね?
リタイアして年金生活になった途端、生活レベルを落とせますか?
ちなみに、厚生年金に入っている方の年金額は、
大雑把に言って、年金もらうまでの給料の平均の半額程度ってのが国の目標です。
それも、ずっと厚生年金加入、つまり会社員って方のモデルケースですから、
高給取りの方は『半額』じゃ済まないでしょうし、
自営業などの期間が長く厚生年金に入っていた期間が短い方も、やはり『半額』じゃ済みません。
じゃ、老後夫婦で程々の生活するのに必要な額として月20万円程度としましょう。
老後の生活費、それで十分ですか...?
万一インフレにでもなったら、全く足りなくなりますって!
って事で、何処へ行く?ニッポンの年金と題して前編・後編に分けまして、
年金制度を取り巻く状況をみて、年金制度の行く末を考えてみましょうね。
まずは今の年金制度の『収支』を見てみましょう。厚生労働省がデータを出しているんですね。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/toukei/dl/h21a.pdf
けっこう厳しい数字なんですね! 平成21年度を見てみますと、
厚生年金は、約4兆5千億円の赤字、国民年金は約2100億円の『赤字』です。
じゃ、今度は積立金の方を見てみましょう。
厚生年金は、約120兆8千億円、国民年金は、約7兆5千億となってます。
つまり、厚生年金は積立金が平均して年3~5兆円、国民年金は年2000億~5000億円の減少ですから、
単純計算で行くと、厚生年金は30年程度、国民年金は20年程度で積立金が底をつきますか?
とは行っても、平成16年の年金制度改正で『100年持たせる』と大ミエ切ってますから、
年金支給額を減らしながらでも、何とか制度の維持を続けるって事になるでしょうかね?
じゃ、減らされながらも年金もらいつつ、後は預貯金で最低限老後は何とかなるって状態だとしましょう。
そしたら、安定した老後を過ごせますでしょうかね...?
ま、昔はそうだったかも知れません。
しかし現在、『ハイパーインフレ』なんて空恐ろしい話がそこここで囁かれ始めてます。
要は、ありえないくらいのペースで物価が高騰するって事なんですね。
それこそ『ありえない』って思う方たくさんいらっしゃるかと思うんですが、ちょっと考えてみてください。
アナタが今お持ちのその一万円札、なんで『一万円』もするんですか?お札の製造原価ってたった15.9円ですよ?
ま、日本国政府が保証して、『みんなが一万円だと信じている』から一万円ってだけ、
つまり、政府が保証しているっていう信頼があるからタダ同然の紙切れが『一万円』になるんですね。
じゃ、もし政府に信頼がなくなったらどうなるでしょうか...?
急にはイメージしづらい話かもしれませんけど、実は政府の信用って面では相当痛い急所があります。
そう、『国債』です。























