前回は、年金自体が減らされていく上、万が一『ハイパーインフレ』にでもなったらどうしようもない、
しかも『国債』って相当痛い急所がありますってところまでお話しさせていただきました。
先週分は読んでねぇって方は、よろしければウチのHPで内容を確認してくださいね(笑)
トップページの『新着情報』アップしてますんで。。。
で、言うまでもなく国債は国の『借金』なんですが、
国債が危なそうって話、聞いた事ある方もおられると思いますので、まずはその辺りをお話ししましょうか。
昨年12月の2011年度の政府の予算案では、
税収の見通しが40兆9270億円、一方で新規国債発行額(新たな借金ですね)は44兆2980億円の見込み、
つまり、昨年末の時点でも、収入より多くの借金を増やさなきゃならない状況で、
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_pol_yosanzaisei20101224j-03-w350
しかも、2011年度は各種の国債を合わせると過去最大の170兆円程発行しなきゃいけない様です。
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122201000161.html
で、2011年度の国債発行総額は借り換え分を含め169兆5943億円と、
過去最高を更新する見通しとなってしまったんですね。
http://www.nihon-zaisei.com/shakkin/11yosanan.shtml
当然、借りたものは返さなきゃなりませんよね?
ま、国債にもイロイロありまして(http://www.mof.go.jp/jgbs/summary/what_is_jbgs/kokusai.html)、
中には、過去に発行した国債の償還に充てる『借換債』、つまり借金を返す為の借金も含まれているんですけど、
これが、2010年度の見込みでも11兆6195億円増の102兆6109億円!!!
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_pol_kokusai091225j-04-w280
つまり、170兆円近くある国の借金の100兆円以上は『借金を返す為の借金』なんです。
ちなみに『借金時計』ってのがありまして、日本国全体の借金は、これだけだそうです↓
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html
ほとんど多重債務者状態ですが、ただ、借りれるうちはまだいいです。
もし『借りられなく』なったら、どうなるでしょうか・・・?
また『借りられなく』なってしまうのは、どんな時でしょうか・・・?
これも今更の話なんですが、国債を買う方々は『利息』がつくから買う訳ですよね?
その辺は、銀行で定期預金をするのと大差ない訳です。ちなみに、利息も大差ないですが(笑)
けど、このまま国債発行総額、つまり借金が増えていけば、いつか返し切れなくなるかも知れません。
つまり、国が国債の『利息』を払えなくなった時が、『借りられなく』なる時です。
当たり前ですが、借りた金を返せない、利子も払えないって相手には誰もお金を貸しませんよね?
で、もし『借りられなく』なれば、当然日本は破産、国債もお金もタダの紙切れ同然になります。
そういった時、普通じゃ考えられない程の物価上昇が起こるんですね。
これを『ハイパーインフレ』って言います。
ここまで読まれて『実感わかねぇなぁ』って思った方、けっこういるんじゃないですかね?
けど、実はそんなに珍しい話でもないんですよ。
例えば、日本は太平洋戦争直後の借入金総額が、一般会計つまり国家財政の9倍強まで行ってました。
つまり、一度『破産』してるんです。
で、その時とんでもないインフレが発生、昭和20~27年の間で物価が約200倍になっています。
http://f59.aaa.livedoor.jp/~bokujin/inflation.html
ちなみに、戦争中に『戦時債券』ってのが発行されていたんですが、
敗戦直後にハイパーインフレが発生、お金の価値が暴落し、結果として国債は紙切れになってしまいました。
ま、ハイパーインフレが起こるかどうか、実際にはわかりませんが、
ちょっと調べただけでも、とてもとても可能性ゼロとは言えない状態なんですね。
例えば、終戦直後のハイパーインフレは、敗戦で国の信用がどん底のところで、
国民は生活の為にそれまでの貯蓄をおろしにかかり、政府が軍発注物資の代金を一挙に払った、
つまりモノが不足しているところに大量の資金が出回ったために起こった様です。
ポイントは、政府の信用不安+モノ不足+お金が過剰に流通する、って状況ですかね?
ま、終戦後の極限状況と比べてもねぇってご意見もあるでしょうが、実は経済ってかなり『気分』に左右されます。
例えば関西にお住まいのアナタ、幸いにも今回の原発事故の直接の被害は受けていないかも知れませんが、
非常用にミネラルウォーターを買いに行っていませんか?
これって、良し悪しはともかく何か事が起こった時、多くの人が集中して同じ方向に走るって事の証明ですよね?
例えば、もしアナタが何かの原因で国債がアブナイ(=現金化できない)って話を聞かれたらどうします・・・?
おそらく、ちょっとくらい元本割れしても、とりあえず現金を手元に置いておこうってなりますよね?
当然、国債など、大量の有価証券が叩き売られて、株・国債が大暴落、当然円も暴落でしょうね?
今の、ニッポンの政治不信やニッポンの借金額、水の買い占めを見てアブナイって思うのはワタシだけでしょうか...?
あ、もしかして『自分は国債なんて買ってないし大丈夫!』って思いませんでした?
けど、国債の買手って7割以上が、郵貯・銀行・生保・証券会社とかの金融機関なんですよ。
金融機関にお金預けてますよね? 金融機関はそのお金で国債を買っている訳ですから、
日本中のほとんどの方が、間接的に国債買っている = 国にお金を貸しているって訳です。
ですから、国債がパーになったら銀行とかの金融機関がコケますから、
アナタのお金も戻ってこないかも知れません?
そのために預金保険機構(http://www.dic.go.jp/)があるやろ?って思われました?
平成22年度末の資産合計が1670億円弱ですから、たぶんケタ違いでお金が足りないでしょう。
で、万一、『ハイパーインフレ』が起こった時、年金生活の方々はどうなるんでしょうか?
年金制度には、年金額を物価変動に対応して増減させるって内容が一応あるんですが、
物価が200倍になるって状況じゃ追いつく訳ないですよね?
例えば、500円のランチが10万円!じゃ、生活できる訳ありません。
で、年金生活者の為に更にお金をたくさん発行しても、ハイパーインフレに拍車をかけるだけです。
おそらくは円で持っている財産は、ほとんど紙切れ同然になるでしょうね。。。
今回のお題は『何処へ行く?ニッポンの年金』なんですけど、
良くて支給額の削減、下手するともらっても紙切れ同然、何処へ行っても出口なしかも知れません。。。
じゃ、万が一『ハイパーインフレ』で、老後を一文無し同様の状態で生活するって事態を避ける為には、
どうすればいいでしょうか?
もうこれは海外にお金を逃がす、つまり外貨を持つしかないでしょう。
要は、外国の金融機関にお金を置いといて、万が一、円が紙切れになった時でも、
一文無しになるって事態を避けるしかないでしょうね。
あ、日本にある銀行で『外貨預金』とかしてもたぶん意味ないですよ、
『ハイパーインフレ』なんて事になれば、預金取り付け騒ぎが起きてお金が出せない、
最悪『預金封鎖』 つまり、お金が引き出せないって話になります。
ま、正直いって、外貨建てで資産を持つのはリスクがある話ですから、
ここでお勧めするつもりはないですが・・・
ただ、今の状況を考えると『円しか持ってない』ってこと自体が大きなリスクなんですよね?
だって、万が一の時には持ち金すべてがパーになる訳ですから。。。
つまり、何もしない事自体が大きなリスクですし、それがイヤなら別のリスクを取らなきゃって事なんです。
さて、このメルマガを読んでくださったアナタ、どちらのリスクを取りますか?























